老猫に優しい「ロータイプ」のトイレを選ぶポイントとは?

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愛猫は心を癒してくれる大切な存在。
柔らかい毛に触れていると、ストレスも吹き飛んでしまいますね。

 

遊び盛りの子猫の時期を過ぎると、今度はより強く気持ちが通じ合い家族のような存在になっていく人も多いことでしょう。猫は人間と比較すると、早く老いを迎えます。元気な時期でも年1回の健康診断を受けるなどが望ましいのですが、年齢による老いは受け入れることが大切です。

 

そして、個々の状態に合わせた対応が必要です。
猫には決まったトイレで用を足す習性があり、老猫には弱ってきた動きに合わせたトイレがあると、一層生活が快適になります。では、どんなタイプのトイレがいいのでしょうか?

 

 

老猫について理解しておきたいこと

 

猫の寿命はどんどん長くなっていて、個体差はありますが最近では室内飼いの猫の平均寿命は15才くらいといわれています。
20才前後まで生きる猫も多くなってきたようです。これには、獣医学の発達やキャットフードの改良、飼い主が愛猫の健康に配慮していることなどが理由として挙げられています。

 

猫の年齢を人間に換算すると、大体15才が人間の76才位に相当しますが、7才位から老化が始まるともいわれています。
寝ている時間が長くなったり、全身の機能低下が見られるようになったりするので注意が必要です。体の機能が衰えることで、抵抗力も低くなりがちです。そのため、「骨関節炎」など関節の病気や心臓の病気、腎臓や泌尿科系の病気になりやすいのです。

 

家庭でできる猫の健康チェックのひとつには、排せつ物の確認があります。便の状態や回数、尿の回数や色などを毎日確認します。
もし尿の回数が増えたり、水を多量に飲んだりといったことがあれば注意しましょう。猫の死因で多い、慢性腎不全の疑いがあるからです。

 

このように、トイレは猫の健康管理にとって大切な用品です。
猫の生活や状態にあったものを使用したいものですね。老猫期には、足腰が弱ってトイレに入るためにまたぐことも負担になりがちです。
今まで問題なく使っていたトイレでも、弱ってきた猫にはロータイプのトイレの導入を検討してみるのもいいでしょう。

 

 

老猫のトイレに配慮する理由とは

人間と同じで、猫も排せつは自分でしたいものです。
しかし、年を重ね足腰が弱ってきたときには、トイレへ行くまでに間に合わずお漏らししてしまうこともあります。飼い主が早めに気付いてトイレに連れて行ったり、寝床の近くにトイレを置いたりなどの工夫をしてあげることも大切でしょう。また、トイレの数を増やすことも、歩く距離が少なくなるので良い対策です。

 

愛猫の排せつの回数や間隔などは、普段から観察していると分かりやすいものです。
もし歩くのが遅く間に合わないようなときは、そわそわするなどのサインを飼い主が見逃さずに、トイレに連れて行ってあげると猫にとっては負担がありません。

 

ほかにも、トイレをまたぐのが大変になれば排せつが億劫になってしまいがちです。
トイレをまたぐのが辛そうになったら、段差を少なくするためにタオルなどを使って足場を作ることも、老猫の負担軽減になります。

 

このように、老いた愛猫のトイレに配慮して、最後まで自分でトイレでの排せつができるよういろいろと工夫してみましょう。猫が年をとっても、満足して生活できることにつながります。

 

老齢の猫にはトイレの工夫が必要ですが、トイレを「ロータイプ」のものにすることも、老猫にとって優しい配慮なので検討することをおすすめします。
ロータイプのトイレはまたぎやすく、カバー付きのトイレのように入り口がないため、どの方向からでも直ぐに入ることができますから失敗も少なくなることでしょう。

 

 

ロータイプのトイレのタイプや選ぶポイントは?

出典:ビューティーコンフォート

 

では、ロータイプのトイレにはどんなものがあるのでしょうか?
ロータイプトイレとは、トイレの周囲を覆うカバーが低いものです。老猫だけでなく、フルカバーが嫌いな猫にもいいでしょう。

 

どの方向からもトイレに入ることができるため入りやすく、老猫がまたぐのが楽になります。
また、排せつしているところが見えるので、飼い主が尿の色や量なども把握しやすいという利点があります。

 

外国製のものには、ポップなカラーでおしゃれなデザインのロータイプトイレが多くあります。
大きさが3タイプあるものは、小さな猫から大きな猫にも対応でき、国産のトイレでは小さく使用しにくいような大型の猫におすすめです。

 

砂かきなどの飛び散りを防止するカバーがついていて分解して水洗いもできますから、衛生面においても心配がないでしょう。

 

トイレの高さは国産の方が低いようで、子猫も入りやすい高さのものが多種類市販されています。
上品でシンプルなデザインで、お値段も手頃なものからあるようです。

 

このように、いろいろなロータイプトイレがありますが、外国製では大型の猫にも対応できる大きさがあるので、愛猫の大きさに合わせて選ぶことができそうです。
より低いものを選ぶなら、国産のものをチョイスしてみましょう。
また、猫には独自の好みがありますので、猫の好みに合ったトイレを使用することも大切です。

 

猫にも長寿社会が訪れ老齢の猫が多くなった昨今、ロータイプのトイレなど老猫に配慮されたものが多く市販されています。
このような用品を必要に応じて選択したり、猫の生活スタイルに合った支援をしたりしていくことは大切です。

 

可愛い愛猫には人間と同じように寿命があります。
その寿命を悔いなく受け入れるには、老猫の日々の生活が穏やかに過ごせるよう最善を尽くし、思い出をたくさん作っていくことではないでしょうか。