掃除が楽な種類は?猫の<抜け毛の量>を種類別にご紹介!

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ペットを飼う際に、手間がかからないからと猫を選ぶ人もいます。
たしかに散歩する必要もありませんし、お水とごはんをちゃんとあげて、ときおり遊んであげれば、あとはほとんど寝ています。

 

でもただひとつ、抜け毛だけは大変。
種類によっては、毎日お掃除が必要になることもあります。

 

そこで今回は、猫の種類別に抜け毛について説明し、掃除が楽な種類をご紹介します。

 

 

猫の種類で抜け毛の量が違う理由

 

猫の抜け毛の量が種類ごとに違うのは、毛の種類が違うからです。
大きく分けると、短毛と長毛に分類されます。短毛種としては、シンガプーラやブリティッシュショートヘアなど、長毛種としてはペルシャ、サイベリアン、メインクーンといった品種があります。

 

長毛、短毛という分類のほかに、ダブルコート、シングルコートという分け方もあります。
シングルコートの猫は同じ長さの毛の1種類が体を覆っていて、ダブルコートの猫は短い毛と長い毛の2種類が体を覆っています。
ダブルコートの長い毛をオーバーコート、短い毛をアンダーコートといいます。
長毛種の猫の方が、抜け毛が多いともいわれますが一概にはいえません。

 

一般に、ダブルコートの猫の方がシングルコートの猫よりも、抜け毛が多いとされています。
なぜならば、アンダーコートである短い毛の方が、季節によって抜け替わるからです。
アンダーコートの役割は保温であるため、暑い時期には抜けてしまうのです。
アンダーコートは柔らかく軽いので、綿ぼこりのように空中に浮いたり、部屋の隅に溜まったりする厄介な毛なのです。

 

 

シンガプーラはお手入れが楽

出典:http://pet-nara.com

 

シンガプーラは短毛種で、シングルコートです。
抜け毛の量も比較的少ないといわれています。体の小さな猫なので、体表面積が少ない分、ほかの猫と比べて抜け毛が少ないということもあるでしょう。

 

シンガプーラはもともとシンガポールに起源があり、1970年代に入ってからアメリカで繁殖が始められました。世界で最も小さい猫ともいわれています。性格はおとなしく、ほとんど鳴きません。人懐っこく優しい猫なので、とても飼いやすい猫だといえます。

 

抜け毛が少ないので掃除の手間もかかりませんが、まったく抜け毛がないというわけではありません。
春と秋の変わり目には多めに毛が抜けます。

 

抜け毛対策としては、ブラッシングがあります。シンガプーラの場合は、週に2〜3回行えば十分でしょう。
シンガプーラは抜け毛があるとしても、シングルコートなので毛の長さは1種類、掃除の手間はそれほどかかりません。掃除が楽な猫であるといえます。

 

 

ブリティッシュショートヘアは毛が多いが抜け毛は少ない

 

ブリティッシュショートヘアは、その名のとおりイギリス原産の猫です。
歴史が古い猫で、その起源は2世紀ごろまで遡るともいわれています。

 

短毛種ですが、ダブルコートでもあります。よって毛の量も多く、抜け毛も多そうですが、実際には少ないのです。ビロードのように滑らかな毛は、撫でるだけで飼い主の心を癒やしてくれます。
大きな丸い顔に愛嬌があり、温厚な性格なので人気が高い猫です。

 

体を覆う毛は密度が濃く、厚みがあります。
抜け毛が少なく手のかからない猫ですが、毛の生えかわる時期には、やはり抜け毛は増えます。

 

対策としては、ブラッシングをまめにしてあげることです。
猫用のボディタオルなどで拭いてあげるのも効果的でしょう。

 

 

日本猫の抜け毛の量は一概にはいえない

 

日本猫は一般に、抜け毛が少ないといわれています。
しかし、多品種の交配が進んでいるため、個体ごとで抜け毛の量はさまざまとなっています。ダブルコートの場合も多く、季節の変わり目には大量の抜け毛が発生する猫もいるのです。

 

日本猫のなかでもミックスではなく、ジャパニーズボブテイルという品種もあります。
1960年代に日本からアメリカに入り、繁殖が始まりました。短毛と長毛の2種に分かれます。

 

尻尾が短く折れ曲がっているのが最大の特徴です。
毛は柔らかく、白や黒、赤の単色の猫もいますが、三色そろった三毛猫が人気です。

 

性格は優しく穏やかで頭も良いので、手間いらずの猫でしょう。
ただし、人見知りすることもあるので、早いうちから人馴れさせたほうが良いかもしれません。

 

ジャパニーズボブテイルの抜け毛は少ない方です。
掃除も楽ですが、抜け替わる時期にはやはり、抜け毛は増えます。
ブラッシングをまめにして、掃除も1日1回行えば、それほど気になることもないでしょう。

 

 

究極の抜け毛対策ならばスフィンクス

 

究極の抜け毛対策は、毛のない猫を飼うことでしょう。毛のない猫の代表格がスフィンクスです。

 

現在広まっているスフィンクスは、1970年代に、カナダで見つかった無毛の猫の血統です。
スフィンクスの特徴は毛が生えていないということですが、実際には体表面に産毛が生えています。

 

他の猫とくらべて体温が高く、大きな耳としなやかな細い尻尾も特徴的。
性格は明るく活発、人に慣れるのも早いので飼いやすい猫です。
産毛程度の毛しかないので掃除も楽でしょう。

 

猫のなかで一番の手間いらずといえるかもしれません。
スフィンクスの仲間には、ほかにエルフキャット、バンビーノ、ウクラニアンエフコイなどがいます。

 

毛の種類によって、たしかに抜け毛の量が少ない猫はいます。
しかし、究極の対策としてスフィンクスを飼わない限りは、多かれ少なかれ抜け毛の対策は必要です。

 

掃除を楽にしたいのならば、抜け毛の少ない品種を選ぶとともに、ブラッシングなど、まめにお手入れをしてあげましょう。